香港湿地公園でのクロツラヘラサギ観察
- spoonprd
- 2016年12月18日
- 読了時間: 2分
香港で行われたPacific Rim Community Design Networkでの発表翌日、クロツラヘラサギを見に香港湿地公園という場所に行ってきました。
香港湿地公園は、宿泊していた香港中心部から約1時間の場所にあります。
最寄駅を降りてすぐに公園の看板を発見し、案内に沿って歩くと公園の入り口であるビジターセンターに到着します。
まずはチケットを買い、ビジターセンターから公園の散策路に入っていきました。
ビジターセンターにはいたるところにクロツラヘラサギのオブジェがあります。


ツリーの飾りまでクロツラです。

とにかくクロツラ推しです。いたるところにクロツラがいます。
クロツラヘラサギに関するパネル展示もたくさんあり、多くの人でにぎわっていました。

このようなパネル展示がたくさんある廊下を抜け、いよいよ公園に入ります。

公園内はこのように湿地の中を歩けるようになっています。 とても気持ち良い場所です。 広大な公園をしばらく歩き、ガイドの方にクロツラが居る場所を聞き、観察小屋にたどり着きました。

中に入ると、小さな窓から鳥を観察できるようになっていました。たくさんのバードウォッチャーが居て、熱心に鳥を見ています。その視線の先には………
クロツラヘラサギ!!!

300メートルほど離れている所に群れでいます!その数約60羽! たくさんのクロツラヘラサギがいる光景にとても感動しました。 さらに、クロツラヘラサギを観察していると、足環のついたクロツラヘラサギを発見することができました。
ビジターセンターでは双眼鏡を借りることができるのですが、残念ながら双眼鏡では足環を識別することができませんでした。 しかし、親切にもバードウォッチャーの方が望遠鏡を貸してくれました!!

お借りして見てみるとS21であることがわかりました。背中にはGPSのアンテナが見えます

足環が付いたクロツラヘラサギを実際に見ることができ、とても感動しました。
クロツラヘラサギを見ていると時間を忘れ、結局3時間ほど観察していました。
これまで、SPOONでは福岡、熊本、沖縄でクロツラヘラサギを観察してきましたが、こうして香港でも見ることができたことで、フライウェイを実感する機会となりました。
また、香港湿地公園を訪れることで、香港という街や人とクロツラヘラサギとの関わり方も感じることができました。
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