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国際フォーラム「生物文化多様性を次世代が継承するために-東アジアの連携を考える」に参加

  • 執筆者の写真: spoonprd
    spoonprd
  • 2017年10月30日
  • 読了時間: 2分

10月14-15日の2日間で、国際フォーラム「生物文化多様性を次世代が継承するために-東アジアの連携を考える」に参加してきました!

このフォーラムは昨年の第1回アジア生物文化多様性国際会議で採択された石川宣言の実施を推進するために開かれた国際フォーラムです。

※石川宣言について 「自然資源を持続可能な形で利用してきた地域の知恵を、生物文化多様性として自然と共に一体的に捉え、地域コミュニティが地域の多様な自然資源と文化資源を活かし、豊かな自然共生社会を促進するための政策が議論されました。議論の成果として、地方自治体、国、 国際社会、そして学術コミュニティが、それぞれのレベルで地域コミュニティの持続可能性を支援していくための様々なアプローチを盛り込んだ」国際宣言である石川宣言が採択されました。(引用:http://ouik.unu.edu/events/1380)

今回の国際フォーラムは

「生物文化多様性を若い世代が継承するために」

がテーマになっており、日中韓の参加国で様々な活動を続けてきた団体や先生方が登壇しました。

ちなみに、10月14日はエクスカーション、15日がフォーラム当日です。

15日のフォーラム当日には、会場には日中韓をはじめ、国内外から90名ほどの方が集まっていました。 私たちはユース部門で、事務局の山城、小林がTeam SPOONの活動報告をし、所谷が8月にSPOONとして参加したTEMMユースフォーラムの報告を発表してきました。

Team SPOONの発表では、主にこれまでの活動、特に韓国での活動を報告した後、今後の活動について発表しました。 韓国訪問を受けて、自由に行き来するクロツラヘラサギのような自然のつながり、その自然の上に成り立ち、過去から今まで様々なことを互いに学び合い、交換しあってきた私達の社会が連綿と続いてきたこと、それらを未来につないでいくためには、一人ひとりが考え、行動していかなければならないということを考え、そのために行動していくということを発表しました。

発表はとても好評で、このフォーラムの総括では「もう実際にクロツラヘラサギを通した日中韓のつながりができ始めている、生物文化多様性を次世代に継承するための種がもう生まれている。そのことは大変心強い」と言っていただけました。 発表後の懇親会では、これから東アジアへと活動を拡げていくSPOONに対して色々な方からご意見やアドバイスを頂き、これからの協力についてもお話しすることができました。韓国の湿地で調査·保全活動を行っている方や日本のNGOの方からぜひ事務者に遊びに来てください、とも言っていただきました。

新しく増えた仲間と一緒に、これから様々な活動ができそうです。


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