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2019台湾訪問

  • 小森
  • 2019年12月6日
  • 読了時間: 2分

◯場所:台湾大学、台灣黑面琵鷺保育學會館、台南七股の養魚場、台江国家公園、成功大学

◯日付:2019年12月3-6日

◯主催:BFSA

◯参加者:Team SPOONメンバー4名

○活動内容:

12/3に台北にある台湾大学の先生から台湾でのグリーンコンフリクトについて話を聞きました。

12/4には台南にある台灣黑面琵鷺保育學會館で、「クロツラを通して、国も世代も越えて人と人がつながることを参加者が実感する」ことを目的としクロツラワークショップを行いました。台南の成功小学校と文山小学校の小学生25名と、小学校の先生たちや大学生など約20名の方々が参加してくれました。ワークショップでは東アジアのクロツラが渡る地域の地図を子どもたちと一緒に作りました。また、会場の子どもたちと大人が、円になって座り、日本クロツラヘラサギネットワークの松本さんの絵本「クロツラヘラサギ プーの手紙」を中国語、日本語、英語、韓国語、それぞれ自分の言語で一行ずつ読み、交代で朗読しました。ワークショップの最後には、台南の子どもたちに韓国の子どもたちからのメッセージを届け、台南の子どもたちからも韓国や日本の子どもたちへのメッセージをもらいました。

ワークショップ後、エクスカーションとして、台南の七股地区にあるメガソーラーパネル設置工事進行中の旧塩田に行きました。また同地域にある、メガソーラーパネル設置予定地である養殖場に行き、そこでクロツラや多くの渡り鳥たちを見ました。その後台江国家公園に行き、そこに自生する植物や、ここでもクロツラや越冬のためにやってくる多くの鳥たちを見ました。また、この地域の伝統的な漁法についても見学しました。

12/5には台南市野鳥の会の方や中華民国野鳥學會の方に会い、台南でのグリーンコンフリクトについて話を聞きました。この日は成功大学の先生と学生たちにも会い、現地の人々と交流し関係を築きました。

今回の台南訪問では、クロツラが人と人を繋いでいることを実感しました。

ワークショップでは言葉の壁を超え、みんな一つになってクロツラを想いながら、絵本を読みました。そして台南の子どもたちは、まだ直接は会ったことがないけれど、クロツラが渡る違う地域に住む友だちに想いを馳せ、手紙を書いてくれました。

何より、クロツラヘラサギが居なかったら出会うことのなかった台湾の多くの人々に出会えました。人とクロツラが繋がり、クロツラを通して人と人が繋がることが目に見えた3日間でした。

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