東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ(EAAFP)第12回パートナー会議(MOP12)でのサイドイベント
- spoonprd

- 2025年11月29日
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更新日:2月12日
Team SPOONは、2025年11月9日〜14日にかけて、フィリピン・セブで開催された東アジア・オーストラリア地域フライウェイパートナーシップ(EAAFP)の第12回パートナー会議(MOP12)に現地参加しました。
EAAFPとは、東アジア・オーストラリア地域における渡り性水鳥保全のための国際的枠組みであり、2年に1回MOPという総会を開催します。MOPでは、水鳥種別のワーキンググループや様々なタスクフォースが組織されており、本会議場では各グループからの報告が行われます。

今回、SPOONは初めてEAAFPのMOPに参加し、本会議の合間に行われるサイドイベントを主催することができました。タイトルは「Connecting People, Nature, and Society: Black-faced Spoonbill Flyway Children's Exchange Project」でした。開会式前日の8日、朝9時半開始という早い時間にも関わらず、計32名の参加者が集まってくださいました。
今回のサイドイベントはEAAFPのクロツラヘラサギ作業部会との共催で開催され、はじめにコーディネーターのYu Yat-tungさん、コアメンバーのSimbaさんにより、クロツラヘラサギの個体数と生息地の状況の報告、クロツラヘラサギ国際単一種行動計画の紹介がありました。その後、SPOONが参加型のワークショップと子ども交流会の紹介を行い、最後にWWF-Hong KongのVivianさんによる2026年3月21日初記念の「国際クロツラヘラサギの日」の宣伝で締めくくりました。

ワークショップでは、日本クロツラヘラサギネットワークの松本悟さんが作成された「クロツラヘラサギ プーの手紙」を参加者全員に絵本を配り、一人1ページずつ多言語で輪読しました。絵本は、様々な地域の参加者によって、日本語、中国語、韓国語、広東語、英語、タイ語で読み上げられ、時折拍手が起こり、会場はとても和やかな雰囲気でした。
また、参加者の皆さんには、クロツラヘラサギへ送るメッセージをそれぞれの母国語で書いて、東アジアの地図の上のそれぞれの出身地に貼ってもらい、とても素敵なメッセージボードが出来上がりました。
異なる土地で違った言語、文化を持っていますが、それぞれの心にクロツラの風景があることを再確認し、クロツラを想う気持ちを共有することができました。

イベント終了後、参加者の方から大人になって絵本を声に出して読む経験はとても楽しく、参加型ワークショップがとても良いアイデアだったと好評を得ました。
また、去年から今年にかけて実施したフライウェイ子ども交流会の成果も併せて発表しました。子どもたちが3回にわたって交流をしながら、お互いの湿地のことを紹介しあったこと、質問を通じて共通の興味ごとや文化の違いを感じたこと、最後に今年生まれたクロツラヘラサギのひなに一緒に名前をつけたことを発表して、フライウェイでつながることの価値を伝えました。
SPOONとしては、昨年の7月のラムサールCOP15に続き、EAAFPのMOP12の国際的な舞台で、子どもたちがクロツラヘラサギを通してつながり、交流の楽しさを感じることの価値を、湿地やフライウェイを保全にかかわっている関係者たちに伝える機会を連続して持つことができ、とても有意義な時間でした。
追伸:11月11日(火)には、ラムサール条約事務局長のDr. ムソンダ・ムンバさんにお時間をいただき、MOPに参加しているユースとの歓談会を行うことができました。SPOONのことを伝え、ムソンダさんからは、子どもたちと湿地をつなぐことは小さな仕事ではなく、大変大きな仕事であり重要であるという言葉とエールをいただきました。
フライウェイの仲間との出会い、つながりの喜びを改めて感じたMOP参加となりました。今後のコラボレーションも楽しみです!












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