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2019韓国訪問

  • 執筆者の写真: spoonprd
    spoonprd
  • 2019年9月9日
  • 読了時間: 4分

■日程:2019年9月1日-5日

■場所:カンファ島、シファ湖潮力発電所、ファソン湿地、環境運動連合ソウル本部、インチョンのナンドン遊水池(クロツラ島)

■SPOONからの参加者:4名

■活動内容:

2017年に訪問した韓国を再び訪れました。 クロツラの繁殖期が終わるごろでしたが、今年の繁殖が狸によって失敗したと聞いて心配で、直接行ってみることにしました。また、去年の12月に参加したパシフィックリムで興味を持つようになったグリーン・コンフリクトに対して勉強会を行ってきましたが、韓国の湿地はどのような状況に置かれているのか直接訪問して湿地を守ろうと努力している人々の話を聞くために韓国訪問を決めました。

一番先に訪れたカンファでは「クロツラ守護隊」という素敵な子供たちと交流会を持ち、一緒にワークショップを行いました。クロツラヘラサギ守護隊の活動を聞き、SPOONの活動紹介をしました。それから、みんなで日本クロツラヘラサギネットワークの松本さんの絵本『クロツラへラサギ プーの手紙』を韓国語と日本語で交代で読みました。その後、子どもたちからフライウェイ各地の子どもたちに向けたメッセージをもらいました。 このメッセージを必ず台湾の子供たちに伝えると約束をしました。

二日目には朝早く船に乗って、カクシアムという岩でクロツラを見に出かけました。 潮が特に高い日でもあり、カワウが岩をすべて占めていたため、クロツラは海岸に入っていました。 数百羽のクロツラヘラサギが集まっていましたが、ヒナがお母さんにご飯をねだる姿が可愛かったです。その後、SPOONのビジョンが誕生したジャンファリ干潟を再び訪れたり、北朝鮮の見える軍事境界線の近くでクロツラヘラサギを観察するなど、カンファの様々な風景を心に留めました。

三日目には35年前の干拓事業で防潮堤を建設した後、干潟があったところが「死の湖」に変ったシファ湖を訪問しました。 汚染水浄化のために、そして干拓事業放棄による代案として防潮堤の真ん中に2004年の潮力発電所が建てられたところです。 潮の差という自然のエネルギーを利用するため一見潮力発電が環境に優しいものと思われますが、周辺海域の流速を変化させ、海中の生態系に与える影響は存在します。 シファ湖の場合、海水流通で水質浄化をしたおかげで、壊れた生態系が復元され、渡り鳥を戻らせてくれた珍しいケースでした。 土地の慎重で賢明な利用を改めて考えさせました。

シファ湖から南の方に向かってファソン湿地を訪問しました。 渡り鳥のハブ空港と言えるほど、数千、数万羽の渡り鳥が干潟で休んでいました。 クロツラが一生懸命くちばしを漕ぎながら餌をとる姿をしばらく見守りました。 この平和なところにも空軍基地が移転するかもしれないと説明してくださった環境運動家の方はとても心配していました。

四日目には、韓国環境運動連合の事務局長のキム・チュンイさんに会い、韓国の再生可能エネルギー発展施設の増加と生態系保護をめぐった国内の葛藤について話を聞くことができました。 環境運動家の間でもこれに対する意見が分かれるという話が興味深かったです。

そして最後に訪れたのは仁川のナンドン遊水地です。 2年前と比較して水質も良くなり、訪れるクロツラヘラサギが多くなったのを配慮してもう一つ作った人工島があるにもかかわらず、今年の繁殖が失敗した理由について仁川クロツラヘラサギネットワークのナム・ソンチョンさんから説明を聞くことができました。 生態系が復元されると、タヌキのようなクロツラヘラサギの敵も暮らしやすくなり、島に上がってきて卵とヒナを捕食するということでした。 逆説的なことは、繁殖率が著しく低下したため、仁川市と環境部からクロツラヘラサギ保護に向けた積極的な取り組みが始まったことです。これも毎日そこでクロツラをモニタリング をしている方々のおがけです。

4日間の韓国訪問もこれが最終日です。

くたくたですが、色々なことが前に進んだ素晴らしい訪問でした!

以下がスケジュールです。

1日:インチョン空港→カンファ移動、クロツラ守護隊の子供たちとワークショップ→ボルン島住民にグリーンコンフリクトの主題でインタビュー 2日:船上探鳥(カクシアム)→ジャンファリ干潟体験→軍事分岐点から韓国と北朝鮮の間にあるクロツラがいる島を観察→カンファ市内ツアー→ソウルに移動 3日:スウォン駅で環境運動連合ファソン支部の方々と待ち合わせ→シファ湖潮力発電所周辺の湿地ツアー→ファソン湿地でバードウオッチング 4日:環境運動連合の事務局長キム・チュンイさんとインタビュー→インチョンのナンドン遊水池でクロツラ観察+ナム先生とキム先生とインタビュー

5日:移動日

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