台南で開催の国際フォーラム「The Intertidal Symbiosis of Black-faced Spoonbill and Wetland Conservation: Past, Present, and Future(潮間帯の共生:クロツラヘサギ保全の実践経験から湿地の未来に向けた行動を展望する)」に参加してきました!
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- 2025年12月16日
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Team SPOONは、2025年12月2日(火)に台湾・台南で開催された国際フォーラム「The Intertidal Symbiosis of Black-faced Spoonbill and Wetland Conservation: Past, Present, and Future(潮間帯の共生:クロツラヘラサギ保全の実践経験から湿地の未来に向けた行動を展望する)」に参加してきました!
本フォーラムは、成功大学 Water Sustainability 研究室と、SAVE Internationalが主催しており、世界各地の学者や、台湾の政府関係者、市民団体が集まり、湿地保全が地域の活性化、気候変動適応策、国際協力において果たす役割を探求することを目的に開催されました。フォーラムに付随し、12/3(水)と4(木)には嘉義市の布袋湿地、台南市の七股湿地をめぐるエクスカーションも開催されました。

フォーラムは大きく4つのセッションで構成されており、セッション1のテーマは「湿地の賢明な利用とクロツラヘラサギ保全による地域経済の活性化」で、布袋塩田湿地におけるクロツラの保全を軸にした湿地ベースの経済の促進、地域の活性化について、実践事例等を紹介しながら、議論が行われました。
セッション2のテーマは「気候変動への適応の機会」で、気候科学と地域住民をつなぐ方法や、気候変動に伴う海面上昇などのリスクに対応するため、新たなガバナンスモデルである「Working Wetland(機能する湿地)」がどのような役割や可能性を持つかなどについて話題提供や議論が行われました。
セッション3のテーマは「草の根の活動」で、高雄市の茄定湿地、嘉義市の布袋湿地、台南市の七股湿地で活動する地元の市民団体が、それぞれの湿地の現状―茄定湿地に道路建設計画が持ち上がり開発の脅威に晒されていることなど―と、湿地や地域を守るため実践している活動について話題提供を行い、市民団体だけでなく、行政や企業といった様々なステークホルダーの役割と行動の可能性が議論されました。

セッション4のテーマは「未来への行動」で、SAVE Internationalの共同創設者であるRandolph T. Hester先生によって湿地保全のための政策や行動への提案がなされました。また、ローカルの行動や国際協力の方向性についてパネルディスカッションが行われました。
このパネルディスカッションにSPOONは登壇させていただき、私たちがこれまで実践してきた活動―指輪、週報、フライウェイ子ども交流会など―を通して、クロツラと人、クロツラを想う人と人をつないできたこと、そして、このクロツラを通した個人と個人のつながりが、湿地の保全と平和を導くと確信し活動を続けていることを伝えました。
さらに、今後は子ども交流会を通して、クロツラのフライウェイ上の人々のつながりを広げ、深めていきたいこと、次期以降の子ども交流会は、台湾や香港の子どもを交えて行いたいことを伝え、会場のみなさんにご協力のお願いをしました。

本フォーラムではクロツラヘラサギと湿地保全に対する国際行動宣言も掲げられ、フォーラムの参加者が宣言に署名をしました。

フォーラムに参加し、クロツラヘラサギと地域のためのみなさんの長年の努力に、深く心を打たれるとともに、みなさんが持つ力強いエネルギーを改めて感じました。
またSPOON誕生のきっかけとなった台南の地で、私たちの活動やクロツラのフライウェイでつながることの価値をお伝えすることができ、SPOONにとってとても意義深い、大切な時間となりました。
最後になりましたが、フォーラムにお誘いいただいたWater Sustainability 研究室のHsiao-Wen Wang先生、SAVE Internationalに改めて感謝申し上げます。








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