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【クロツラ日報】東京湾干潟ツアー&SPOONオフ会


こんばんは。SPOON事務局の所谷です。 今日は、東京湾干潟ツアーとSPOONオフ会を行いました!つい先ほどオフ会が終わりましたので、今日のツアーとオフ会の様子をお伝えします。

◆◆◆東京湾干潟ツアー◆◆◆ 朝10:30に東京工業大学に集合し、ツアーがスタートしました。ツアーには、16名の方が参加してくれました。 最初に訪れたのは、ふなばし三番瀬海浜公園です。 バスを降りた途端ものすごい強風で、「これは干潟に行けるのかな…」と不安になるほどでした。三番瀬に着いてお昼ご飯を食べた後、ガイドの小澤さんが合流し、干潟へと向かいました。 干潟では、体が浮いてしまいそうなくらいの風でしたが、小澤さんのガイドのもと、干潟の砂の中に潜む生きものを観察しました。干潟にはいくつもいくつも小さな穴が開いていて、そこを狙ってスコップで掘って泥をかき分けるとカニが出てきます。スコップで掘って、手で泥をかき分けてカニを探し、手を泥だらけにしてカニを捕まえ、観察しました。みなさん何度も何度も砂を掘り、泥をかき分けて生きものを探すことに夢中になっていました。

干潟で生きものを観察し、ふなばし三番瀬海浜公園の学習館を見学した後、葛西臨海公園へ移動しました。葛西臨海公園ではクロツラヘラサギが見られるかも、ということでみなさんとても期待していたと思います。 葛西臨海公園では、海に近づけば近づくほど風が強まり、時には息をするのも難しくなるほどでした。とても大変な天気でしたが、小島さんという方がガイドをしてくださり、スズガモ、ユリカモメ、カンムリカイツブリなどを観察することができました。 クロツラヘラサギはいつも東なぎさか東なぎさと西なぎさの間に居るということでしたが、建物の中から見てみても、西なぎさから見てみても、姿を見ることはできませんでした。 ガイドの小島さんが、「少し高くなっている場所があるので、そこからなら見られると思います」と言って、東なぎさが見られる場所に連れて行ってくれました。スコープをセットし見てみたのですが、クロツラヘラサギらしき姿はありません。今日はものすごい強風でしたので、陸からは見えない場所に居るのかも…と諦めかけた時、参加者の一人が「あれクロツラじゃない?」と言いました。ツアーの最後についに、クロツラヘラサギを発見することができました!! クロツラは寒そうにくちばしを羽の中に突っ込んで休んでいました。 クロツラヘラサギが見つかった時には、参加者のみなさんで一緒に喜ぶことができ、クロツラを見た感動を共有できて本当に良かったです。

(写真がわかりにくいですが、右側の鳥がクロツラです)

◆◆◆SPOONオフ会◆◆◆ 18:30からは、SPOONオフ会を行いました。16名の会員の方が参加してくださりました。 はじめに、SAVE Internationalのマーシャさんから、SAVEの活動について説明をして頂きました。台湾や福岡、仁川、それぞれの地域で干潟が開発の危機にあったり、実際に埋め立てられたりしたのですが、それに対してSAVEは自然も人の生活も両方がうまく成り立つような代替案を出して活動していました。

SAVEの紹介の後は、参加者のみなさんが自己紹介をしていきました。その時に、大きな地図の上に参加者の方は自分の住んでいる場所や故郷を示していきました。そして、参加者以外の会員の方もおはじきを使って地図上に示していきました

オフ会に集まってくださった会員の方は16名ですが、他にもたくさんの会員の方が東アジアに、世界中にいます。この方々は、SPOONが活動する中で出会った人たちです。 今日は16名の方と実際に会うことができ、そしてお互いに知り合うことができ、フライウェイに広がる人々のつながりを共有することができました。 そして、地図を見ながら、クロツラのフライウェイの上にもっともっと会員が増え、人の輪が広がっていくという未来を一緒に語り合うことができました。

今回のツアーとオフ会は東京での開催でしたが、これからもこうした企画を行い、SPOON会員同士がもっとお互いに知り合ったり、一緒に自然を楽しんだりする機会を持ちたいと思いました。今日お会いできなかった方も、また今度お会いして話しましょう!

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