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【クロツラ日報】自然と世界と繋がれた一日

  • 阿部
  • 2018年4月13日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。SPOON事務局の本澤です。今日も会員の方に書いていただきました!同じツアーに参加頂いても、それぞれ感じることは異なるのだなということがわかり、とてもおもしろいです!

こんばんは、SPOON会員の阿部です。 私は東工大の土肥研究室に所属し、一昨日、昨日とクロツラ日報を書かれた片田さん、北畠さんと共にARCHの活動をしています。 先日、東京湾干潟ツアーとオフ会に参加してきましたので、その感想を書きたいと思います。

まずは、干潟ツアー。ふなばし三番瀬海浜公園と葛西臨海公園に行きましたが、まず私たちを迎えてくれたのは、カモメでもクロツラでもなく、暴風でした。風は吹きやむことなく終始続き、私自身後退りしてしまうほどでしたが、そんな環境の中でも群れをつくってたくましく飛んでいる鳥たちもいて、その姿が印象的でした。都会で感じる風は少し嫌に感じることがありますが、自然の中では強風でさえも気分が高まり自ずと笑顔になり、普段感じることのない感情が生まれたことは私にとって貴重な体験となりました。

そしてもう一つ、印象に残ったことはやはり、ツアーの最後の最後にクロツラを見れたことです!私は昨年九州で行われたアジア湿地シンポジウムにも同行させてもらい、その時に熊本の荒尾干潟でクロツラを見たので今回が2回目でしたが、前回よりも近くで見ることができ、気持ち的にもクロツラとの距離が縮まった気がして感動しました。 少し前まで鳥の名前もほとんど知らなかった自分ですが、干潟を掘ったり、野鳥を観察したりする中で、いつのまにか自然との距離が縮まっていることに気づき、もっと野鳥を知りたい、自然の楽しさを知りたいと改めて思えたツアーでした。夏に汗かきながらの干潟体験ツアーもまた面白そうです。  ちなみに、私の名前は阿部ですが、スペイン語でアベ[ave]は「鳥」の意味だそうです。私も、強風のなかたくましく飛ぶ鳥たちのように空を飛んでみたい、そんな妄想も広がる楽しいツアーでした。

 そして、夕方からはオフ会に参加しました。オフ会ではおはじきを使って、SPOONの活動、クロツラを介した人の輪が世界へどんどん広がっているということが表現され、その輪の中に自分がいるということを嬉しく思いました。クロツラのflywayは東アジアですが、いつかおはじきで埋め尽くされた大きな大きな世界地図が見てみたいな、クロツラのflywayとは遠く離れた国の人たちとも繋がれるときが来たら素敵だなと思いました。そのためにも、自分もSPOON会員としてクロツラフレンドを増やしていきたいと思います。 今後またツアーやオフ会が開催されることを楽しみにしています。ありがとうございました!

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